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宮古島Style [ presented by Miyakojima City ]

宮古島Style [ presented by Miyakojima City ]

episode.9

宮古島の自慢、ちょっとだけいいですか?

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episode9
  • 「誇」

宮古島が自信を持って誇れるモノコト。

歴史を紐解いてみると実はご先祖様が残した物はすごかった。というものは各地にたくさんありますね。

宮古島にももちろんあるし、「実はどこよりも○○」なんてのもあったり。

「宮古島が一番好き」本当はそれだけで十分なのですが…。

とある調査機関によるとふるさと自慢が最も強いのは沖縄県で50.0ポイント。2位は北海道で47.4ポイント。3位は京都府で44.2ポイント。郷土愛が最も強いのも沖縄県で69.2ポイント。2位は北海道で61.2ポイント。島人はみんな地元が大好き。

そんな地元自慢大好きな沖縄・宮古島の地元の自慢、聞いてください!きっとあなたの旅の見どころになるはず。

…実は、「オジイ自慢のオリオンビール」の県、沖縄はビール消費量で1位を取ったことが無かったり。でも、泡盛の消費量では宮古島は負けません!

「生命の水」福里の地下ダム

人間にとって「生命の水」。宮古島は地形が平坦な上に、雨水の約40%は琉球石灰岩地層に浸透して海へ流出するため、地表に水源が乏しく、農業用水を降雨に依存していたため農業生産は不安定でした。

水を含みやすい性質を持つ琉球石灰岩の地層を幅1790メートル、高さ27メートルの地中壁で区切ることによって地下水が海へ流出したり、海水が地下水に浸入したりするのを防ぎ、地下水として水を蓄えておくことができます。ダム本体は地中にありダム湖もなく地上にはサトウキビ畑が広がっていて一見どこにダムがあるのかわかりません。

宮古島の構造、地中地形、サンゴ礁から形成された島の地質、梅雨と台風での雨水期など、奇想天外なアイデアを実現しているのです。世界でも数少ない地下ダム。そして世界でも日本でもこの地下ダム工法と実現はここ宮古島だけのものです。宮古島以外では見れません。

資料館では目から鱗の情報が。地下ダムがどんなに凄い技術で宮古島に水を供給しているかがわかります。きっと頭の中にある地下ダムと実際の地下ダムが全く違うことにびっくりするはず。ダイナミックさに感激し、つい長居してしまうかも?

ダムカードもしっかりもらえますよ!(皆福ダムと砂川ダムは現地に行った証拠写真が必要です。)

八重干瀬(ヤビジ)サンゴ礁

潮位の干満差が大きい大潮のときにだけ、宮古ブルーと呼ばれる透明度が高く美しい海の中にポッカリと顔を出す広大なサンゴ礁が作り出す幻の大陸「八重干瀬(やびじ)」が出現します。

宮古島の北方にある池間島のさらに北に約5km船で北上すると、そこはまさにサンゴと色とりどりの魚たちが群生するパラダイス。東西約6.5キロメートル、南北17キロメートル、国内最大級の広大なサンゴ礁群の大陸に出合えるのは、春から夏にかけて大潮~中潮の干潮時だけ。2013年には国の名勝および天然記念物にも指定されています。

シュノーケルスポットとしても大変人気で、池間島から船で約20分。水深が浅いので、シュノーケリングでもいろいろな生き物たちを間近で観察できます。最高のシュノーケリング体験をしてみてはいかがでしょうか?

伊良部大橋(無料で渡れる長さ日本一)

全長3,450m、宮古島と伊良部島とを結ぶ、無料で渡れる日本一長い橋がこの伊良部大橋。コバルトブルーの海中を突き進む長大橋からの眺望は国内でも右に出る橋はそうそうお目にかかれないのでは?

地下ダムから農業用水や生活用水がこの伊良部大橋に併設された導水管を通って供給され、交通だけでなくライフラインの要ともなっているとっても重要な橋なのです。

干潮時には伊良部大橋を平良から渡り、しばらくすると左側に見ることができる砂浜…その名は『ユニ』。青空の下、海にぽっかりと浮かぶ白い砂浜が見られます。

宮古空港の沖縄赤瓦の枚数は県内最大級!

県内にある空港の中でも、外装、内装ともに南国らしい雰囲気が満点と評判の、緑に包まれた癒しの玄関口、宮古空港。沖縄らしい赤い瓦の屋根の空港を見るとそれだけで南国気分になれます。

サシバをイメージしたデザインと赤瓦葺きの屋根が特徴的で、沖縄県で初めてハートビル法(高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)の認定を受けた施設でもあるのです。

長旅でお疲れのあなたを、宮古島まもる君が出迎えてくれますよ!

津波石(伊良部)

高さ12.5m、周囲約60m。総重量数十トン。下地島の帯岩は大津波で打ち上げられた巨岩です。なんとこの帯岩、海岸から数十メートル離れた小高い丘の上にあるのです!

津波によって打ち上げられた岩は津波岩(つなみいわ)と言い、沖縄県の島々でよく見られ、同じ下地島の佐和田の浜や、南東の東平安名崎にも見られますが、帯岩は群を抜いて巨大!これほど大きな津波石は珍しいのです。

数十トンの巨岩を陸に打ち上げる、大津波の恐怖。現在は信仰の対象ともなってろい、過去の大災害を今に伝えています。「帯岩」は忘れた頃にやってくる天災を今に伝えるべく、今も下地島に鎮座してるのです。

通り池(伊良部)

国の天然記念物にも指定されているコバルトブルーの神秘的な双子の池、吸い込まれそうな不思議な光景が見れる通り池。

海岸に近い方から『一の池』、『二の池』と呼ばれており、地上から見ると別々の池に見えるのですが、コバルトブルーの池は実は地下で外海とつながっているため、通り池という名がついているとも言われています。海から入って池の中に浮上することができ、人気のダイビングスポットにもなっています。

この美しい通り池のもうひとつの顔、人魚伝説も…気になる方は調べてから行くとその雰囲気から感じ取れるものがあるかもしれませんね。

下地池田矼(日本最南端の石橋)

琉球石灰岩の石をうまくつなぎ合わせた見事な石造建築技術の橋、下地町の池田矼(いけだばし)。

日本最南端の石橋で、美しいアーチ型をしており、伝承上では470年余、記録では250年余の歴史を有していますが、綺麗に現存している橋。

伝承では、明朝の正徳年間(1506~1521)、宮古の王、仲宗根豊見親が築造したとされていて、当時の宮古島の北と南の重要なアクセスでした。

夢の架け橋、心の架け橋、此岸(しがん)と彼岸(ひがん)に架かる橋、島と島をつなぐ橋。今は橋の先は木々が生い茂り閉ざされていますが、橋を渡った多くの魂が、そこにいるのではないかと思いを馳せるのも一興ですね。

下地島訓練飛行場(日本で唯一)

国内で唯一のパイロット訓練場。羽田空港のメイン滑走路とほぼ同じ長さの滑走路を備え、ジェット機が離・着陸を繰り返すタッチアンドゴーの訓練場として利用されていましたが、2019年3月30日から旅客ターミナル施設として、名称は「みやこ下地島空港ターミナル」として生まれ変わりました。

下地島空港北側の沖合には佐和田の浜を囲むように長さ20kmに渡り環礁が広がっていて、降下しながらエメラルドグリーンの海へ降りていく着陸、海から空に向けてのグラデーションを眺めながらの発進はきっと、宮古島の海を忘れないよう印象づけてくれるでしょう。

マンゴー生産量日本一は宮古島!

マンゴー生産量日本一は宮古島!沖縄マンゴーの本場は宮古島にあり!完熟した濃厚な甘さと独特な芳醇の南国の香りはたまりません。

よく見かける真っ赤なアップルマンゴーの他に、幻のマンゴーとも呼ばれる「キーツマンゴー」があります。果皮が緑色の品種で果実重が約500~1300gもある特大マンゴーです。

果肉は黄~橙黄色で収穫時期は8月~9月がメインで、成熟期になっても自然落下しないため収穫や食べごろのタイミングの見極めが難しく、市場でも出回りにくいものです。「レッドキーツ」というさらにレアな品種のマンゴーもあり、その濃厚さは自然が生み出すものとは思えぬほどの美味さ!

島外では高価なマンゴーも、宮古島に来たときだけはリーズナブルに手に入るので、お腹いっぱい堪能してくださいね!

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