#02

宮古島の女子旅は、
買い物もエステも欲張りなかわいい島カフェ巡りで。

カフェは、店主の思いと、場所の力でつくられる。だから店主が違い、場所が違えばひとことに「カフェ」と言っても千差万別。宮古島のうつくしい風景や島の食材を使ったメニュー、それに、センスあふれるかわいらしい店内。どっちも味わえるから、旅とカフェの相性は抜群。

朝はパンを買って出かけよう。

旅に出かけたら、カフェを巡るのが楽しい。なぜかと言えば、カフェには店主の個性と、その土地の個性とが相まって、そこでしか味わえない時間を過ごすことができるから。カフェなんてどこにいっても同じなんて言う人がいるけれど、それは違うと思う。宮古島のうつくしい風景や島の食材を使ったメニュー。それにセンスあふれるかわいらしい店内。そのどっちも味わえるから、旅とカフェの相性は抜群なんだ。

朝ごはんはパンにしよう。白い壁に淡いグリーンに縁取られた窓がかわいらしいちいさなパン屋さんに向かう。カウンターだけのお店の前に、手づくりの木のテーブルと、フランスの公園で使われてたという古い椅子がよく似合っている。ぼんやりと今日の予定を相談しながら、焼きたての丸パンを頬張る。春の訪れを感じさせる季節の日差しは柔らかい。「おいしいね！」ふんわりとした食感に、小麦粉の素朴な香りが漂ってくる。ちいさい頃の楽しかった記憶をやさしく呼び覚ますような、素朴で、懐かしい味わい。

スパイシーなカレーがおいしい島のカフェ。

宮古島には自然そのままのビーチが至るところにあるから、ちょっと寄り道して自分のお気に入りのビーチを探すのも楽しい。そうこうしているうちにたどり着いたのは、スパイシーなカレーがおいしいカフェ。
「音楽が好きだったので、お茶を飲みながら、音を感じられる空間にしたかったんです。ここは間奈津だからhot、それでスパイシーなカレーを提供することにしました。春先の、これからあたたかくなるぞっていう季節が、なんだかワクワクして好きです」

庭にもうけられたテラス席で風を感じながらいただくスパイシーなカレーは、宮古島の気候にとても良くあっていてとてもおいしい。さっきパンを食べたばっかりなのに、気がついたら、お皿の上はきれいに片付いてた。

お気に入りのカフェを見つけたら、
時間を忘れて過ごそう。

その後は、ブックカフェでのんびりとした時間を過ごす。時間にとらわれず、のんびりと過ごすのも旅の楽しみ方のひとつ。なぜだかとても落ち着くのは、オーナーさんの人柄のせいだろうか。

「宮古島は自分で暮らしのリズムを整えていける。料理なんてしたことなかったのに、移住してこの島の野菜を見たら、突然料理を始めました。食べてくれる人が「おいしい」って言ってくれるのが嬉しくて、いま、このカフェの料理は全部自分で作っています。料理をするのが宮古島での私の役目なのかな、と思っています」

エステも買い物も。女子旅は欲張りに！

せっかく旅に来たんだから、カフェだけに限らず目一杯楽しまなくちゃ。月桃の精油やミネラル豊富な宮古島のクチャを使ったエステ。「波の音聴く貝殻テラピー」では、貝を耳に当てていると、なんだか本当に波の音が聞こえてくるようで、すごくリラックスできる。夜はおしゃれなBarでゆったり飲もう。お土産にも、自分のためにも、ショッピングを忘れちゃいけない。旅先ならではの個性があって、なおかつセンスが良ければ言うことなし。宮古島の自然や文化がセンスよくデザインされた手ぬぐいやTシャツなんて、お土産にぴったりじゃない？　ここでしか手に入らないものとの出会いはやっぱり楽しい。

見晴らしの良いカフェで、
青い海を眺めながら。

この旅、最後はやっぱりカフェで。海を眺められる眺めの良い店が良い。ビーチ際の透明感、遠浅のやわらかな水色、沖へ向かうと深い青。宮古島の海は、どうしてこんなにもうつくしく、心が癒されるんだろう。そんなことを考えながら、いつまでも飽きずに眺めてしまう。さぁ、盛りだくさんの旅もいよいよ終わり。でも、空港に行く前にもう一品。だって、泡盛のジェラートなんて、ほかでは食べたことないでしょ？　