もうすぐ夏が来る!そうだ、海開きだ!

与那覇前浜ビーチで海開き

4月の第一週の日曜日、今年も日本一になった与那覇前浜ビーチで海開きが行われました。まだ4月だけど、もう夏の始まりです。

宮古島を象徴する東洋一美しい砂浜と言われる与那覇前浜ビーチ。その由縁は、真っ白に眩しい砂浜、透き通るこの美しい海と海岸線がなんと7kmも続いるから。ここで行われるのが、宮古島の海開きなのです。

与那覇前浜ビーチで海開き

海開き当日は気持ちのよい晴れ。さらに気温もグングン上昇!今年はまさに海開き日和です。

セレモニーの始めのエイサー

セレモニーの始めはエイサーです。力強く叩く太鼓に男らしさを感じます。

本来、エイサーは盆の送りの時期のみに踊られるものなのですが、近年ではイベント事にもエイサーチーム(大太鼓、締め太鼓、踊り手)が参加し、場を盛り上げます。エイサーについてはまた別の機会に詳しく解説したいと思います。

小さい子から大人まで、一つのことに力を合わせる感じもまた良いですね。

獅子舞の登場!

ここで獅子舞の登場です!

するとどうなるでしょう?!

獅子舞の登場に子供たちはびっくり

まず子供たちはびっくりして、大体泣いてしまいます。

そして、

獅子舞に噛まれると縁起がいい!

噛まれたらさらに泣いてしまいます。大人はそれを微笑ましく見守ります。

縁起がいいので噛まれた君にはきっと幸せが訪れるはず!

力強いエイサーと獅子舞
ハルサーミュージシャン『アイモコ』

さぁ、まだまだ続きます。

ハルサーミュージシャン『アイモコ』さんも登場して、プチものまねも披露してくれました。(「ハルサー」とは沖縄方言で「農家」の事で、アイモコさんは家族みんなで口ずさめる音楽づくりをしています。)

ラジオ体操はミャークフツ(宮古方言)バージョン

アイモコさんと一緒に海に入る前の準備体操です。もちろんラジオ体操を子供から年配の方までみーんなでやります。海に入る前はきちんと準備体操してから入りましょうね。

もちろんラジオ体操はミャークフツ(宮古方言)バージョンです。

体操楽しく出来たかな?

体操楽しく出来たかな?

海に入るのが待ち遠しい!

海に入るのが待ち遠しいです!

テープカットでお祝い

もうすぐ海に入れますがその前に、テープカットでお祝いです。所々に海の生物の絵が貼られたテープをミス宮古の皆様の号令でカット!

バルーンリリース!

と、同時にバルーンリリース!

テープカット前にみんなに配られた風船をテープカットのタイミングでみんなでリリースする、というなんともロマンチックな素敵な演出。

青い空にカラフルな風船が舞っていく様子は息を飲むほど綺麗でした。

いよいよ海に入ります!

さぁ、いよいよ海に入ります!

今年始めての海、記念に写真もいっぱい撮ってね。

今日は安全の為にロープ内での遊泳

今日は安全の為にロープ内での遊泳になります。

それでもみんな楽しそうです。

海上保安庁さんがヘリコプター

海上保安庁のヘリコプターもかなり近いところまで来てくれました。

みんなでおーい、と手を振ったらちゃんと手を振りかえしてくれました。

海水を引いた特設プール

海水を引いた大型の特設プールも準備。

地元の男の子たちは早速プールで相撲ごっこです。

ミス宮古のからのプレゼント

ミス宮古の皆様から、プレゼントの配布も行われていました。

ありがとうございます。

そして子供たちの楽しみの一つ。

堂々たるこの大きさの滑り台

堂々たるこの大きさの滑り台。

かなり大きいのでみんなの注目の的。子供たちはみんな楽しみに順番待ちの行列を作っていました。

本日限定のウォータースライダー

待ちに待った滑り台!ふわふわ素材の滑り台。本日限定のウォータースライダーです。

日差しも強くなってきましたね。

さぁ、気温はどんどん上がっていき、日差しも強くなってきました。熱中症にはお気をつけ下さい!水分をたくさん取って、休憩しつつ遊びましょう。

砂山の中にドラゴンボール探し

そして子供たちの心待ちにしていたイベントが始まります。あの名曲をBGMに、ドラゴンボール探しゲームのスタートです!

砂山の中にドラゴンボールが隠れているそうなので、みんなで探しましょう!

ドラゴンボールは見つかったかな?

ドラゴンボールは見つかったかな?

みんな必死で、夢中で探します。

まさに宝探し

一人でたくさん見つけた子もいるみたいですね。

砂の中から小さなボールを探す、まさに宝探しです。

これがそのドラゴンボール

ちなみにこれがそのドラゴンボールです。ちゃんと星も入ってます。

じつはこの星の数が重要だったりするんです。

ゲーム機がプレゼント!おめでとう!

星の数4つのボールを見つけた子にはなんとゲーム機がプレゼントされます!

たくさんあったボールの中でも2つしかなかった星4つ。

本当におめでとう!

島サバゲームの準備中

イベントは続きます。お次は『島サバ飛ばしゲーム』です。

宮古島でサンダルのことを『サバ』と言いますが、なかでもこのビーチサンダル『島サバ』は安い上に気軽に履ける、宮古島で最もポピュラーな履物です。

島サバを飛ばします!

その島サバを飛ばします!バケツの中に入れたら豪華賞品のプレゼント!

さぁ、入るかな?

小さい子からおじぃ、おばぁまで

このゲームは小さい子からおじぃ、おばぁまで幅広く参加していました。

ルールも分かりやすくみんなで楽しめますね。

楽しく安全に海遊び

さぁ、宮古島は今日から夏本番です。世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した「日本のベストビーチ部門」で三年連続1位の前浜ビーチをはじめ、海の綺麗さは日本一と言っても過言ではないここ宮古島。

宮古はもうすぐ夏が来る

この日半日で日焼けをして、4月上旬ですでに首の後ろや腕の皮が剥けているという大惨事になっている私ですが、せっかくの宮古島です。

少しくらいの小麦色は覚悟しつつ、ただ、火傷までいかないように、紫外線対策をしっかりして、危険の無いようにしっかりと準備もして、楽しく安全に海遊びをしましょう。

海開きの期間について。

4月に海開きが行われ、10月末までの間が公式に海開きがされている期間です。天気がよければ11月~12月まで海水の温度は高い日もあり海で遊ぶことができます。

ただし、10月の末日、セーフティーネットが回収されますので水難事故の発生する可能性は高まります。オフシーズンに海で泳ぐ際はマリンガイド(ダイビング・シュノーケリングショップなど)と行動し、安全を管理してもらいながら海を楽しんでください!

もちろん、ダイビングやシュノーケリングは一年間通して楽しめる宮古島のマリンレジャーの一つです。海開き期間外の11月~3月も世界中のダイバーたちが宮古島の海を楽しみにやってきます。

大漁祭り(オオバンマイ)でマグロ・カツオが宙を泳ぐ!?

伊良部島の伝統行事、大漁祭り(オオバンマイ)

伊良部大橋開通記念イベントはまだまだ盛り上がる!伊良部漁協、宮古島観光協会が主催するこの「大漁祭り」が2月1日から3日まで執り行われました!

こちら伊良部島佐良浜漁港前会場

ここは伊良部島、佐良浜漁港の周辺。特設会場が作られ、地元漁師、漁協、観光協会の方々を中心にお祭りのイベントが行われ、朝から盛大に盛り上がる。

カツオ漁船の船首から岸に集まった参加者に向かってカツオやシビ(キハダマグロの幼魚)のぶつ切りを投げ込む伝統「オオバンマイ」はまさに大漁を祝うお祭り!伊良部島のに住んでいる人のほか、伊良部大橋を渡って島に訪れた観光客や宮古島の住民が参加してに大いに賑わった。大橋開通に沸く伊良部島は記念イベントも相まって活気づいていました。

これがオオバンマイだ!
大漁にカツオをゲットした参加者

午後2時すぎからこのオオバンマイが行われ、用意されたマグロのぶつ切り、聞いた話によると約600キロなんだとか!参加者からは「いっぱい取れたし今日はこれでマグロざんまい!」「めちゃくちゃ楽しかった!やってみて傘が一番魚をゲットできるアイテムだと分かったから次回は傘を持ってくる!」「おばあのザルには勝てない!」と終始和やかな笑いに包まれていました。

マグロの解体ショー

『マグロの解体ショー』の催しもあり、魚に親しみながら楽しいひとときを過ごせました。今日は佐良浜のおいしい魚を思う存分堪能しよう!解体されたマグロは、会場に来れば驚くほど安価で提供されていました!海の幸を味わった参加者からは「これはうまい!」「伊良部サイコー!」と言う声がどこからとも無く聞こえてきました。

会場では、漁師のおかず市としてグルクンの空揚げや刺身、ふわっふわの天ぷらなども販売され長蛇の列。期間中は『漁師の朝飯』など、豪快な料理も楽しめ、次のオオバンマイが楽しみで仕方ない。

祝・伊良部大橋開通

伊良部島は1310年に宮古島から移住したのが始まりと言われていて、こうした古くから伝わる伝統行事(神事、祭事など)が今も色濃く残っています。

また、豊かで美しい未開発の自然や、観光客を楽しませる絶景スポット、美味しい食堂、NHKドラマの「純と愛」のロケ撮影に使われたホテル、そしてトライアスロンのコースなど、観光客の方だけでなく、宮古島の市民の方々も伊良部島に出かける機会がますます増えることでしょう。

伊良部大橋も開通して伊良部島はさらに発展することは、もう約束されているかのように目に浮かぶのは私だけではないはず。

あなたは、どう思いますか?

つながった。夢・絆 伊良部島
I ♥ SH”IMA

伊良部大橋開通を祝って、ぷからす祭り!

2015年1月31日(土)に伊良部カントリーパーク・陸上競技場で行われたぷからす祭り。長い間待ち望んだ大橋の開通のお祝い、これが盛大じゃないはずがナイ!

地元の子によるエイサー

伊良部大橋の開通を記念して、地元の子たちによるパワフルなエイサーや琉球國祭り太鼓、民謡ショー、沖縄県宮古島市城辺出身のシンガーソングライターの下地暁さんのライブなど、多彩なイベントが用意されました。

イベントてんこ盛り!
下地暁ライブ!

下地暁のステージが始まる頃には周囲はもう真っ暗。会場の賑わいはじめ、ライブ中盤に差し掛かると観客の中から踊りだす人たちも!「オトーリソング」はやはり盛り上がりますなー。

そして最後に、円になってカチャーシー。皆楽しそうだし何より上手い!年季の入ったおじい、おばあのあの手首の返し方、いつかあんな風に踊れるようになるのかな。

夜空を彩る大花火

お祭りの最後と言えば花火。大橋開通を記念した打上花火はやはり特別な想いが込められているかのように、大玉の地響きのような重低音が。ヒラヒラ舞う花火は艶やかに。チリチリ舞う花火は鮮やかに。この会場は予約できない特等席になりました。

この大花火が夜空を彩ると、お祝いのムードは最高潮の盛り上がりを見せ、最後は辺りを昼間のように明るく照らすほどの大連発。余韻を残しつつ、お祭りの幕は閉じました。

フェリー運行終了のお疲れ様お祝い

お祝い会場とは別の場所。この日で宮古島の平良港と伊良部島の佐良浜漁港をつなぐ唯一の移動手段だったフェリーもこの日でおしまい。佐良浜漁港では同時刻に、記念パーティが催されました。約40年もの間、この離島の生活を支えてくれたフェリーと船乗りさん、お疲れ様でした。

※2015年4月以降に八重干瀬ツアーなどの遊覧船事業を行う計画を進めていることが伝えられました。これからの活躍に期待です!

清めの焚き火

旧伊良部村が1974年に伊良部架橋の要請をして約40年、そして2006年の工事着工から9年の歳月を経てついに完成した伊良部大橋。この橋がもたらした希望は、沖縄県から遥か遠く、日本全国・世界に繋がると願ってやみません。