宮古島の天然麹菌でつくる昔ながらの宮古みそ。「機械に頼らず、つねに自分の手で」にこだわり、つくり続けてきたマルキヨ味噌の宮古みそ。泡盛製造工場施設内の蒸米機、三角棚、もろみ貯蔵施設等が見学可能。
島の自然の恵みから育み、素材を活かした、昔ながらの製法を用いた伝統のみそ造りを見学しよう!
伝統の味噌造りの過程を見学いただきます。
なし
昔から変わらないという信念。それを続ける難しさ。そのこだわりの意味は?
例えば一杯のお味噌汁が気持ちをほっとさせてくれる。日本人なら誰しもが分かるであろうこの感覚。味噌は何も語らないけれど、きっとひとくち頂いてみれば、守ってきたものが伝わるはず。
以前マルキヨ味噌がインタビューを受けた新聞記事を読んだことがある。この時代に天然麹菌を守っているのは「国宝級のこと」と書かれていた。なんでも、戦前からの天然麹菌を守っている味噌蔵は日本でも数か所しかないということだ。それなのに商品パッケージには「昔ながらの」と書いてある程度。歴史があり手間も掛かっているのになんとあっさりとしたことか。昔から変わらない。それを続ける。意味はその味の中にある。
平良市内から砂山ビーチに向かう道。この看板に見覚えはありませんか?
連絡もせずにふいにお邪魔してみると、お店にはだれーもいない(こんなところも宮古島っぽくていい)。タイミングよく、店舗のすぐ横の工場でちょうどお味噌を作っているところだった。
こんにちはー中を見せていただいてもいいですかー?と聞けば、どうぞーと明るい声。なんて気取らないんだろう。
蒸しあがった大豆の香り。
キビキビと働く姿は実に気持ちがいい。真剣な表情で働く合間。これはね、と笑顔で工程を説明してくれた。
各小売店でも購入できますが、せっかくなら観光の途中にマルキヨ味噌に行ってみてください。美味しい理由がきっと感じられるはずです!